「ようこそ、蒸気と嘘に満ちた世界へ」

 

『蒸気銃劇RPG スチームスリンガー』は、19世紀末を舞台にした「スチームパンク×スパイアクション」TRPGです。 『スチームスリンガー』の世界では、無尽蔵の熱を孕む化合物『賢者の石』の発明により、蒸気機関が永久機関と化し、本来の世界とはまるで異なる、凄まじい発展を遂げました。 しかし一方、『賢者の石』が放つ特殊な蒸気は電気や電波の可能性を断ち、人々からは通信技術――「繋がり」が失われてしまいました。 その蒸気機関の発祥の地であり、世界一の保有数を誇る『蒸気大国』ことイギリス。蒸気機関が絶えず動き、大気は白く濁った『霧の国』。プレイヤーは、そんなイギリスの諜報機関『サーペント・シャドウ』の一員となり、地底深くへとその機能を拡張した首都、通称『蒸気積層都市ロンドン』に潜む様々な陰謀を暴き、解決してゆくTRPGとなっています。

 

スパイアクションを楽しむ

 

プレイヤーは英国の諜報機関『軍事情報部第六課：サーペントシャドウ』、通称SSに所属します。SSの主な任務は潜入捜査であり、それぞれのプレイヤーは『カヴァー』という嘘の身分を与えられます。偽りの身分を演じ、ターゲットに接触して情報を得る、そんな潜入捜査をプレイできるゲームです。特殊な蒸気によって簡単には連絡が取り合えない世界。それを現した「プロット」システムや「情報交換」システムが、一筋縄ではいかない諜報活動を演出します。また、調査の結果次第で、その後に待ち受ける戦闘の難易度も大きく変わるため、『諜報・捜査』という要素が強いゲームシステムになっています。

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ガンアクションを楽しむ

 

SSの任務には、調査の結果判明した黒幕や敵組織を殲滅することも含まれます。ゲームの最後にはそれらの敵組織と銃撃戦を繰り広げる『決戦』が待ち受けています。決戦では、3,40人以上の敵を次々に撃ち倒していく、調査時とは打って変わったド派手な戦闘になっています。戦闘の判定も非常にシンプルで、「銃の装弾数だけダイスを振り、命中値以上の出目が命中→命中したダイスを敵に割り振り、その数だけダメージ」という風に進んでいきます。また、敵もプレイヤーもHPは非常に少なく、「当たれば死ぬ」という銃撃戦を楽しめます。シンプルでスピーディでスリリング。そんなガンアクションとなっています。

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